就職活動、なかでもエントリーシートを始めとした書き物に利用するペン類について、黒々しくて、明瞭で、水濡れに強いということで、水性顔料系の水性ボールペン(万年筆)、ゲルインクボールペンを薦めてきた。
けれども、油性ボールペンを使い慣れているせいか、低粘度油性ボールペン(エマルジョンを含む)を利用する学生が増えてきた。
久々に一度、整理し直すことにした。
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私の考える履歴書筆記具の条件は以下のとおりだ。
1.耐水性のある万年筆、ボールペン、ゲルインクボールペン
2.ペン先はゲルインクで0.7(最低でも0.5)
3.インクの色は黒かブルーブラック
(筆記具で青を指定しているのはブルーブラックと理解すべし)
4.耐熱性、耐光性のあるインクであること
- 水性染料系
水性染料系の万年筆、ボールペンは基本的に耐水性に難があるのでいくら発色が良くても無しだ。
するとここでは、Vcorn、エナージェルが選択肢となる。
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一番のおすすめがこのカテゴリだ。
以前はボールサイン80を一押しにしていたが、黒!という感じはジュースやサラサに軍配が上がるようになった。
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あまりに黒々しすぎるという気がする場合は、セーラー万年筆に水性顔料の極黒インクの組み合わせか、ボールサイン80を薦める。
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予算が許せば、ハイエース ネオではなく、ヤングプロフィット 中細がペンの太さ的に良いように思う。
また、未所有なので今回のテストにはないが、プラチナ カーボンペン DP-800Sパックというのもある。ただ、こちらは持ち歩きには不向きなペンなので各自でよく確認して欲しい。
- 低粘度油性
ここ数年、多くの学生がよく利用しているボールペンカテゴリのように思う。ぱっと見、水性顔料のボールサイン80と同程度の濃さに見える。なので、非常に多くの支持を受けているのだと思う。
ただ、油性ボールペンの黎明期もそうだったが、低粘度油性につきまとう問題として、経年劣化による裏抜けやにじみというのがある。なので、就職後も長期保存されるエントリーシート(履歴書)には薦めない。一方で、改良も進んで経年劣化を気にする必要は無くなったのではないかという意見もあるようである。
テストの色合いを見た場合、やはり水性のものが黒々しいので、エントリーシート(履歴書)向けには次点の選択肢のペンと思う。
一方で、説明会のメモなどには速乾性の観点から水性のペンよりも低粘度油性が良いように思う。また、メモ、記録という観点では0.7よりも0.5の太さの方が書き良いだろう。
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普通にボールペンと言えばこれ。
油性の特徴として、インクの発色の悪さが挙げられる。
エントリーシート(履歴書)には薦められない。
結論(おすすめ順位)
本記事を読ませて頂いて失礼します。
私は現在Vコーンをメインのボールペンで使わせて頂いているものですが、
Vコーン(黒)は基本的に乾くと耐水性ありますよ。
<関連記事>
新春☆ボールペン耐水性試験!~1時間浸せき編~
http://stealthswitch.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
Vコーン最強伝説 http://ochanoshizuku.hatenablog.com/entry/2014/10/17/214530
私自身も個人的に、黒青赤のVコーンで書いた普通紙を、
乾いてから水道蛇口で5秒ダバーって実験したことがありますが、
黒はウンともスンとも言わないほどに頑強でした。
※青もかなり耐水性ありましたが、赤は全然ダメでした。
一度ご確認頂けますと幸いです。